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平和の武将 徳川家康
250年の太平の世をつくった知略の将軍

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 鈴木 荘一 著

 さくら舎(2022/12/12発売)

 単行本 ソフトカバー

 ¥1,500

家康は今川家の人質として駿河で過ごしたとき禅僧太原雪斎から「お前の使命は対外戦争も内戦もない平和な国を作ること」と教えられ、「徳川の平和」を目指した。
 秀吉の時代は、ポルトガル・スペインが布教とセットで世界征服事業を進め、日本人が奴隷として海外に売り飛ばされたりしていた。秀吉は宣教師による日本人奴隷の売買を禁止したが、宣教師を通じた鉄砲・火薬の輸入を遮断せず、朝鮮出兵という対外戦争を行うなど平和の確立は不徹底だった。  
 これに対して家康はキリスト教を禁止し、豊臣家を滅ぼし、対外戦争も内戦もない「徳川の平和(パックス・トクガワーナ)」と讃えられる平和を確立した。徳川政権は「軍事超大国スペインの征服計画からいかに日本を守るか」に苦心し、家光が鎖国という国家安全保障の新手法を発明した。このため外国からの侵略や内戦はなくなり、綿織物、生糸、絹織物、砂糖などが国産化され、北前船や街道で各種物資が全国に配送され、学問・工芸・美術・文学など豊かな日本文化が開花した。 
 このことが明治近代化を短期間に実現することに寄与した。
 (「幕末史を見直す会」著者講演より)
​【目次】
第1章 竹千代、悲哀の時代
第2章 信長と家康の雄飛
第3章 日本人奴隷を解放した秀吉
第4章 家康の元和偃武
第5章 スペインの日本征服計画
第6章 島原の乱とポルトガルの影
第7章 日本に発展をもたらした「徳川の平和」
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